073-474-2000

診療科目 脳神経外科

理 念

患者さんに納得いただけるように、アカウンタビリティ(納得説明義務)に徹した、患者さんにやさしい医療をめざしています。

特 色

当院は、開院以来常に最先端の診断・治療装置を装備し、大学病院、赤十字病院などと連携して地域医療に貢献することをモットーにしている。すなわち、県下でいち早くMRI、結石破砕装置、ハイパーサーミア治療装置、ガンマナイフ治療装置、PET装置などを導入している。脳神経外科部門は常勤医師3名、脳腫瘍、脳血管障害、脊椎・脊髄疾患などあらゆる脳神疾患に対応できる体制をとっている。

NCDへの登録について

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主な診断・治療設備

ヘリカルCT、1.5T-MRI、SPECT、DSA撮影装置、脳波計、超音波診断装置、ガンマナイフ治療装置

診療の特徴

(ガンマナイフ治療)

脳腫瘍や脳動静脈奇形治療の強力な武器であるガンマナイフ装置は、県下唯一の装置であり、年間約180例の治療を行っている。

(脳卒中治療)

和歌山市の中心部から少し離れた閑静な住宅地に立地しており、脳卒中急性期患者の受け入れ、および慢性期のリハビリに力を入れている。脳梗塞急性期患者には、すぐに拡散強調MRI像を撮ることができる。

(脳ドック)

脳卒中は日本人死亡率の第3位であり、その早期発見と予防をめざして、脳ドック検査に力を入れている。ドックで発見される未破裂脳動脈瘤、無症候性脳血管狭窄、無症候性脳腫瘍などの治療には経験豊かな術者による手術が必須であり、それに十分答えられるものと自負している。

(血管内治療)

ドックで発見される動脈瘤には、大学病院と共同して血管内手術も行っている。

(脊椎・脊髄疾患)

四肢のしびれ、麻痺の原因には、脊椎・脊髄疾患が多く、その治療により侵襲の少ない顕微鏡手術、内視鏡手術を行っている。

(セカンドオピニオン)

診療に当たっては、患者さんに十分な説明を行い、納得のいく治療を受けてもらえるよう努力しており、積極的にセカンドオピニオン(他医への紹介、他医からの紹介受け入れ)を推進している。

(待ち時間短縮)

できるだけ時間予約制度を取り入れることで、待ち時間短縮を推進している。

診療対象疾患

脳血管障害(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)、脳腫瘍、水頭症、脊椎・脊髄疾患、頭部外傷、三叉神経痛、顔面けいれん、頭痛・めまい・ふらつき・しびれ外来

診療内容

(1)脳神経外科一般外来・入院診療 (2)脳神経外科救急診療 (3)ガンマナイフ治療 (4)脳ドック

入院ベッド数

急性期病床 102床、 医療療養病床 48床